月曜日, 3月 13, 2006

「インターネットマガジン」が休刊に

インターネットマガジンが休刊になるというニュースを聞いて、とうとうこの時がやって来たんだなと思った。Japan Townの紀伊国屋書店のコンピューター雑誌コーナーでも毎月売れ残りが続いていたので、もしかしてと感じていた。どうやら1ヶ月遅れで2冊ずつ船便で送られてくるようだった。自分が買ってももう一冊は残ったままなのが気にかかっていた。

内容としては非常に面白い雑誌だ。日本にいるときはこの雑誌を見て、へーアメリカではこんなことが流行っているんだなどと思ったり、アメリカ通信業界のビジネスを紹介したりして精力的に取材をしてると感じた。しかし、内容的には技術関係の実用書でもないしビジネスの書籍にも分類されない、微妙なコンピューター雑誌だったのではないかと今になってだが思うのだ。少し啓蒙的な内容の記事が多く、たとえば何かを概念的に説明し過ぎたりするところがある。あと、アメリカのインターネット業界で流行っていることを何ヵ月後かに雑誌で紹介するだけになっていた気もする。

こんなに悪口を言っておいてなんだが、インターネットマガジンはインターネット創成期に多くの人たちに影響を与えた。一昔前はISPの情報を入手するのに使ったり、HTMLやCSSも学んだ。昔は情報がとにかくなくて一緒についてきたCD-ROMにはお世話になった。あまり私の周りに読んでる人がいなかったので休刊になる話は大きなニュースではないのかと思っていたのだが、Google Blog Searchで調べると昔お世話になったって多くの人たちが言っているようだ。ぐすんっ。

アメリカでのインターネットに関連した雑誌にも似たような傾向が見れるようで、私のお気に入りのBusiness 2.0がもしかして休刊になるのでは?なんて思ったりしてる。

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